絶品!?馬レバ刺しについてその魅力と食べ方を解説

フクシマ板長

実は馬肉はレバ刺しがあることをご存知でしょうか?牛肉や豚肉の生レバーを食べることが難しくなった今、馬のレバーを使用したレバ刺しが注目を集めています。
今回は、そんな馬のレバ刺しの魅力と自宅でおいしく食べる方法を詳しくご紹介します。

なぜ馬だけが生でレバ刺しを食べることができるのか?

牛や豚のレバーを生で食べることが禁止されている主な理由は、サルモネラ菌やO157などによる食中毒の危険性が非常に高いからです。実際2011年に牛のレバ刺しを提供した飲食店で集団食中毒が発生した例もあり、この問題が飲食店での生レバー提供が禁止される大きなきっかけとなりました。

しかし、馬のレバ刺しについては高い安全性が確認されています。これは、牛や豚と比較して馬が持つ生物学的特性や、その処理方法によるものです。

  • 体温の違い
    馬は牛や豚よりも体温が高く、平均して約38℃以上あります。この高い体温は、寄生虫や細菌が生存しにくい環境を自然と作り出しています。その結果、馬肉に細菌が検出される可能性は極めて低くなります。
  • 冷凍処理の義務
    馬肉はすべて冷凍処理することが義務づけられています。この冷凍処理により、馬にまれに寄生するトキソプラズマという寄生虫が存在した場合でも、トキソプラズマは熱や低温に弱いため、この冷凍処理で完全に死滅させることができ、生で食べても安全であるとされています。
アイキャッチ画像11馬刺しに食中毒の心配はないの?食べる際の注意点を解説

馬レバーは実はかなり希少な部位

馬レバ刺しは、その名の通り馬の肝臓から取れる部位です。他の肉のレバーと比較しても、その臭みの少なさと食べやすさで、レバ刺しの中でも特に人気が高いとされています。
馬一頭からはわずかしか取れない希少部位である馬レバーは、本場熊本でも入手が困難です。先述の通り、唯一生で食べられるレバーとしての価値が高まり、希少性が増しています。
この希少性が、馬レバーの魅力を一層高めていると言えるでしょう。

馬レバ刺しの特徴と気になるその味は?

レバー

それではここからは、レバ刺しの特徴と、その気になる味についてご紹介していきます。

馬のレバ刺しの魅力はその食べやすさにあります。牛レバーはその濃厚な旨みで知られていますが、その生臭さや独特の香り、血のような味が苦手と感じる人も少なくありません。

一方、馬のレバ刺しはほとんど臭みがなく、味もすっきりしているため、牛レバーが苦手な方や生肉に抵抗がある方でも食べやすいのが特徴。
牛レバーのファンでも、「おいしい」と馬のレバ刺しのまた違った美味しさに魅了される方も多くいらっしゃいます。牛レバーのような濃厚さはないかもしれませんが、その臭みの少なさと筋肉質な馬ならではの味わいが、多くの人々を虜にしているのです。

馬のレバ刺しは自宅で食べれる?

馬のレバ刺しを食べるとしたら、専門店に行かないと食べられない、と考える方も多いかもしれません。
実は自宅でも気軽に楽しむことが可能です。自宅で馬のレバ刺しを味わうには、通販サイトが大変便利です。多種多様な食材を扱うこれらのサイトには、馬肉や馬レバーも含まれており、赤身だけでなくレバーも幅広く取り揃えられています。これらの馬肉製品はほとんどが真空パックされた冷凍状態で配送されるため、品質の良い状態で自宅に届けられます。

瞬間冷凍された馬肉は新鮮さを保ったままであり、賞味期限も1ヵ月以上と長持ちします。そのため、急な来客や特別な日のメインディッシュ、あるいはお酒のおつまみとしても、いつでも解凍してすぐに味わうことができます。

さらに、通販サイトではレバ刺しを含むさまざまな部位のセットが人気で、馬肉の希少部位を試す絶好の機会も提供しています。これまで専門店でしか味わうことができなかったような珍しい部位に挑戦したり、様々な部位を食べ比べてみるのもおすすめです。自宅で新しい美味しさと出会うことができるでしょう。

通販を活用すれば、専門店に行かなくても自宅で簡単に馬のレバ刺しを楽しむことができるのです。これまで体験したことのない馬肉の魅力を、ぜひお家で堪能してみてください。

馬たらしでもレバ刺しはもちろん、レバ刺しが含まれているセットも取り扱っております。

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馬レバ刺しの美味しい食べ方

それではここからは馬レバ刺しの美味しい食べ方をご紹介していきます。

馬レバ刺しの解凍方法

馬たらしの馬レバーは新鮮なまま、スライスした状態で真空パックし急速冷凍してお届けします。
真空パックのままボウルに入れた馬刺しを、流水で約5分間解凍します。

あとは袋から取り出して盛り付けをすれば完成!

馬レバ刺しの食べ方

馬レバ刺しを味わう際には、そのおいしさを最大限に引き出すためのいくつかの食べ方があります。主に使用されるのは、「甘口醤油ベースのタレ」と「ごま油と塩」です。

  • 甘口醤油ベースのたれ
    九州地方で昔から愛されているこの方法では、塩分控えめで甘みが前面に出た甘口醤油を使用します。馬レバ刺しをこのたれにくぐらせて食べることで、甘口醤油のほのかな甘さと馬レバ刺しのまろやかな味わいが絶妙に融合し、より深い味わいを楽しむことができます。
  • ごま油と塩
    こちらの食べ方では、できれば岩塩を使用します。ごま油との組み合わせによって、馬レバ刺しの風味が際立ち、深みのある塩味が加わることで、その味わいがより一層引き立てられます。ごま油がレバーの表面を覆うことで、異なる食感を楽しむことができるのも魅力の一つです。

さらに、馬レバ刺しを食べる際には様々な薬味を加えることも一般的です。すり下ろしたにんにくやしょうが、刻んだねぎ、わさび、シソの葉や玉ねぎのスライスなど、お好みに応じて様々な薬味と組み合わせてみてください。また、レモン汁を加えることで、さっぱりとした酸味が加わり、さらに多彩な味わいを楽しむことができます。

馬刺しに合うタレ・薬味はコレ!本場熊本のプロの板前が教えます!

まとめ

今回は馬レバ刺しの安全性や、その希少性と美味しさ、おすすめの食べ方についてご紹介しました。
馬レバ刺しは多くの人々を魅了しています。さらに、鉄分やビタミンAを豊富に含むことから、美味しさだけでなく健康にも良い食材として注目されています。

厳格な安全管理の下、生で食べられる数少ない肉の一つとしても、馬レバ刺しは貴重な食品です。もしまだ馬レバ刺しを食べたことがないという方がいれば、この機会にぜひ試してみてください。その独特の美味しさと食べ応えは、一度味わうと忘れられない経験となるでしょう。

馬レバ刺しは自宅でも気軽に楽しめることから、特別な日の食卓に加えることで、普段の食事がより豊かなものに変わるかもしれません。
馬レバ刺しを通じて、新たな食の体験への扉を開いてみてはいかがでしょうか。

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