フクシマ板長
その美味しさはもちろん、馬刺しの特徴はその栄養価の高さにあります。馬肉は低脂肪で高タンパク質を含んでおり、特に赤身の部位は脂肪が少ないにも関わらず、豊富な鉄分やビタミン、ミネラルが含まれています。これらの栄養素は疲労回復や免疫力向上、さらには美肌効果にも繋がると言われており、女性におすすめの食材です。
今回は美味しいだけじゃない馬刺しのカロリーについて、部位別に詳しく解説をしていきます。
目次
馬刺しのカロリーについて
馬刺しを食べる際に気になるポイントの一つが、そのカロリーです。特に健康意識が高い方やダイエット中の方にとって、食べ物のカロリーは重要な情報。
馬刺しの赤身肉のカロリーについて、他の肉との比較をしてみると以下の通りです。
※数値は100gあたりで計算
お肉の種類 | カロリー | タンパク質 | 脂質 |
---|---|---|---|
豚肉 (ロース) | 140 kcal | 22.7 g | 5.6 g |
鶏肉 (もも肉) | 190 kcal | 16.6 g | 14.2 g |
牛肉 (ロース) | 160 kcal | 19.7 g | 9.5 g |
馬肉 (赤身) | 102 kcal | 20.1 g | 2.5 g |
こうして見比べてみても、馬刺しは一般的に低脂肪・高タンパク質の食品であり、他の多くの肉類と比較してもカロリーが低い傾向にあります。
例えば、100グラムあたりのカロリーは、霜降りが少ない赤身部分で約100~110kcal程度。これは牛肉や豚肉の赤身と比べても低カロリーであることが分かります。
部位別カロリーランキングトップ10
ではここからみなさまお待ちかね?の馬肉の部位別のカロリーをランキング形式でご紹介していきます。
カロリーが低い部位が上位になる形式となっております。
なお、以下のデータは一般的な推定値を元にしており、実際の数値は産地や馬の種類等によって異なることがあります。
※数値は100gあたりで計算
ランキング | 部位 | カロリー | タンパク質 | 脂質 |
---|---|---|---|---|
1位 | 赤身 | 102 kcal | 20.1 g | 2.5 g |
2位 | ヒレ | 120 kcal | 22 g | 2.5 g |
3位 | 霜降り(中トロ) | 150 kcal | 20 g | 7 g |
4位 | ハツ(心臓) | 150 kcal | 23 g | 5.5 g |
5位 | ロース | 160 kcal | 22 g | 6 g |
6位 | フタエゴ | 170 kcal | 19 g | 8 g |
7位 | バラひも | 180 kcal | 18 g | 10 g |
8位 | たてがみ | 190 kcal | 17 g | 12 g |
9位 | 三角バラ | 195 kcal | 18 g | 13 g |
10位 | 大トロ | 200 kcal | 18 g | 15 g |
第1位 赤身
フクシマ板長
第2位 ヒレ
フクシマ板長
第3位 霜降り(中トロ)
フクシマ板長
番外編 レバー
フクシマ板長
カロリーは高めであるものの、馬でしか食べれない希少なレバ刺し!1度食べると病みつきになる美味しさです。コリコリした食感で臭みもなく、他ではなかなか味わうことのできない上質な味をご堪能あれ。
馬刺しはダイエットにおすすめ
馬肉は低カロリーかつ高タンパクのため、ダイエットにも最適の食材です。
馬肉は糖質も100gあたりわずか0.3gと極めて低いため、糖質を抑えたダイエットにも適しています。
ある程度量を多く食べても太りにくいことから、馬肉はカロリーコントロールが必要なダイエット中でも、筋肉量の維持・増加を支え、基礎代謝の低下を防ぐために役立つ食材です。
馬肉を適切に食事に取り入れることで、美味しく栄養を摂取しながら、効果的にダイエットを進めていきましょう。
注意点としては、霜降り等の脂肪が多い部位は多少カロリーが高くなってしまいますので、食べ過ぎには要注意です。
馬肉は痩せる!?馬刺しがダイエットに向いている理由まとめ
今回は馬刺しのカロリーについて解説してきました。
馬刺しは、その低カロリーかつ高タンパク質でありながらも、豊富な鉄分やビタミン、ミネラルを含んでいることから、栄養価が高く、とても体にいい食材です。。
ただ美味しいだけでなく、美容や健康にもいい馬刺し。今回の記事が馬刺しの新たな魅力を発見していただく一助となれれば幸いです。