馬刺しは実は燻製にしても美味しい!?その作り方と食べ方を紹介

フクシマ板長

馬刺しは一般的には生の刺身で食べることがほとんどです。そのまま食べても絶品ですが、実は燻製にしても美味しいということはご存知でしょうか?

馬刺しを燻製にすることでまた違った美味しさを楽しむことができます。今回は、馬刺しの燻製の魅力と、家庭でも簡単にできる馬刺しの燻製の作り方と食べ方についてご紹介します。

馬刺しの燻製とは

馬肉の燻製

馬刺しの燻製とは、その名の通り、馬肉を丁寧に燻製にした、燻製馬刺しです。あっさりとしていながら旨みがギュッと詰まっていて、燻製にすることでスモーキーな香りが追加され、また違った味わいを楽しむことができます。薄く切ってサラダに添えられたり、フライにしても香ばしくて美味しいです。もちろんお酒の肴にもぴったりです。

馬刺しの燻製は取り扱っている専門店も多く、ネットでも簡単に購入することができます。

燻製の3つの方法

燻製の方法には「熱燻」、「温燻」、「冷燻」の3つがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

熱燻
食材を80℃以上の煙で燻します。高温で燻すので、短時間で火を通すことができるのがメリット。10分~1時間程度で仕上げることができ、簡単に行えるので初心者におすすめです。
温燻
30~80℃の温度で食材を燻す、最もポピュラーな燻製方法です。やり方はスモークウッド(スモークチップを固めたもの)に直接火をつけて、その煙で燻します。燻製時間は数時間から1日程度です。温燻の特徴は、熱燻よりも長時間燻すため、食材の約半分の水分量が抜かれ、5日間程度の保存ができます。
冷燻
冷燻は燻製器内の温度を15℃から30℃ほどの低温で長期間燻製をかける方法です。外気温との兼ね合いを考えた温度管理が必要なため、上級者向けの燻製方法になります。冷燻の特徴は、長時間かけて食材の水分を抜くので、長期保存が可能です。

今回は初心者向けの、「熱燻」で馬刺しの燻製を作る方法をご紹介します。

馬刺しの燻製の作り方

それではさっそく馬刺しの燻製の作り方をご紹介します。まず燻製を作るために必要な道具は以下の通りです。

燻製を作る際に必要な道具
    • フライパン
    • アルミホイル
    • スモークチップ
    • 金網(フライパンの直径より2〜3㎝くらい小さい丸型のもの)

スモークチップは「ヒッコリー」「サクラ」「クルミ」などの種類があり、樹木の種類によって香りが異なります。種類は限られますが、100円ショップでも販売されています。

次に燻製に必要な材料は以下の通り。

燻製を作る際に必要な材料
    • 馬刺し 50g(1人前)
    • 塩 適量

馬刺しと塩だけでOK。とってもお手軽ですね。

作り方

馬刺しは水分が多く含まれるので、初心者には少しハードルが高い食材になってます。しっかり水分を抜くことが大切。また、馬肉はブロックで調理すると時間がかかってしまうので、先にスライスします。

STEP.1
解凍する
STEP.2
スライスする
食べやすい大きにスライスします。
STEP.2
下味をつける
塩を振って1時間塩漬けします。
STEP.4
塩抜きをする
水に浸して塩抜きします(時々、水を入れ替える)。
STEP.5
表面を乾燥させる
キッチンペーパーで水分を拭き取り、風通しのよいところで30分ほど表面を乾燥させます。
STEP.6
準備1
フライパンにアルミホイル、チップを大さじ2置きます。アルミホイルはシワシワにしてその上にチップにのせます。
STEP.7
準備2
準備1の上に金網を乗せます。
STEP.8
スモーク開始
網の上に馬刺しをのせ、フライパンに蓋をして中火で火をつけます。
STEP.9
弱火で燻す
煙が出てきたら、弱火で15分燻していきます。
STEP.10
完成
火を止めて、15分ほど放置したら完成です!

自宅で燻製を作る際の注意点

燻製中は室内が煙でいっぱいになることがありますので、必ず換気扇をつけ、必要に応じて窓を開けるなどして十分な換気を行ってください。

燻製馬刺しのおすすめレシピ

燻製した馬刺しは、そのまま食べても良いですし、サラダにトッピングしたり、お酒のおつまみとしても最適です。燻製馬刺しを使ったレシピをご紹介します。

フクシマ板長

燻製馬刺しとエリンギのブラックペッパーソテー

材料1人前
燻製馬刺し 50g
エリンギ 1本
ブラックペッパー 少々
塩 少々
STEP.1
カットする
エリンギを斜めスライスします。
STEP.2
炒める
塩胡椒で炒め、馬刺しにいい焼き色がついてエリンギに火が通ったら出来上がりです。

燻製馬刺しのポテトサラダ

材料1人前
ジャガイモ 2個
卵 1個
たまねぎ 1/8個
燻製馬刺し 50g
マヨネーズ  大さじ2
マスタード 小さじ2
塩 少々
あらびき胡椒 お好みの量
STEP.1
じゃがいもを茹でる
じゃがいもはしっかり洗い、皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、中火にかけます。
STEP.2
卵を茹でる
たまごを茹で、ゆで卵にします。
STEP.3
じゃがいもとゆでたまごをつぶす
ゆでたじゃがいもは熱いうちに皮をむき、ジャガイモとゆで卵をつぶします。つぶし過ぎないようにざっくりつぶしましょう。
STEP.4
たまねぎをスライスする
たまねぎはスライサーでスライスして、少し水につけて辛味を抜きます。
STEP.5
燻製馬刺しを焼く
燻製馬刺しをフライパンで加熱して焦げ目をつけます。
STEP.6
マヨネーズで和える
つぶしたじゃがいもとゆでたまごの粗熱がとれたら、玉ねぎ、燻製馬刺しを加えて全体をよく和えます。
STEP.6
塩、胡椒で味をととのえる
最後に塩・胡椒で味の調節をして完成です。

まとめ

今回は燻製馬刺しの魅力についてご紹介しました。馬刺しを食べたことはあるけど、燻製の馬刺しは食べたことがないという方や、燻製が好きな方にはおすすめの一品です。
ぜひ一度、ご自宅でためしてみてはいかがでしょうか。

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